先日、三浦しをんさんの小説「風が強く吹いている」を読みました。
箱根駅伝を目指す寄せ集め陸上部員たちの青春を描いたこの小説。
30代のおじさん(私)の心に、ズドンと響いたんです。
特に、清瀬灰二(ハイジ)というキャラクターに、強く共感を覚えました。
「風が強く吹いている」あらすじ
寛政大学の寮で暮らすことになった蔵原走(くりはら かける)は、ひょんなことから、同じ寮に住む4年生の清瀬灰二(きよせ はいじ)に、箱根駅伝に出ようと誘われる。 走は、高校時代に陸上競技から離れていたが、灰二の熱意に打たれ、再び走り始める。 寮生たちは、それぞれ個性的なメンバーばかり。 そんな彼らと、灰二は、箱根駅伝出場を目指して、切磋琢磨していく。
清瀬灰二(ハイジ)とは
寛政大学4年生。 陸上競技部の部員であり、寮長も務める。 冷静沈着で、常にチームのことを考えている。 過去の経験から、箱根駅伝に対する強い思いを持っている。
ハイジに共感した理由
ハイジは、夢を諦めない男です。
過去の挫折を乗り越え、再び箱根駅伝を目指す姿は、私に勇気を与えてくれました。
私自身、30代になり、若い頃に抱いていた夢や目標から、少しずつ遠ざかっているような気がしていました。
しかし、ハイジの姿を見ていると、
「まだまだ、自分も頑張れるんじゃないか」
という気持ちにさせられるんです。
また、ハイジは、チームをまとめるリーダーシップも持ち合わせています。
個性豊かな部員たちをまとめ、目標達成に向けて導いていく姿は、まさに理想のリーダー像です。
私自身、会社でチームをまとめる立場として、ハイジのリーダーシップには学ぶべきところがたくさんありました。
ハイジから学んだこと
ハイジから学んだことは、諦めないことの大切さ、そして、チームワークの大切さです。
夢を叶えるためには、困難に立ち向かう勇気が必要です。
そして、チームで目標を達成するためには、お互いを尊重し、協力し合うことが大切です。
ハイジは、これらのことを、私に教えてくれました。
まとめ
「風が強く吹いている」は、30代のおじさん(私)に、熱い気持ちを思い出させてくれた作品です。
特に、清瀬灰二(ハイジ)というキャラクターは、私にとって、憧れの存在となりました。
この小説を読んで、私も、自分の夢に向かって、諦めずに努力し続けようと思いました。
そして、チームワークを大切にしながら、周りの人たちと協力して、目標を達成していきたいと思いました。
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